Personal-EMG
幅広い分野で活躍する表面筋電位計測装置です。
A/Dカードを接続するだけで簡単に筋電や心電が計測・保存できます。
外部装置と接続しての使用も可能で、福祉分野・スポーツ分野・人間工学分野など幅広い分野でご利用頂けます。
(4CH標準品セット \642,600~ ※別途パソコンをご用意下さい。)
こちらの製品は販売を終了させて頂きました。
今後は後継機種である「P-EMG plus」をご検討下さい!!
基礎医学研究用機器のため、臨床用途には使用できません。
被験者の計測箇所にセンサを取り付け、筋電信号の検出し、その信号をPersonal-EMG本体で増幅&A/D変換後、
PCに通信します。
PC上では、インストールされた付属ソフトウェアにて、波形表示・波形保存を行い、 そのデータを用いて、
解析等を行います。
その他、外部装置との接続も可能で、外部からの入力信号を取込んでPCに通信したり、
計測した信号を外部装置に出力する事もできます。
外部出力機能を用いれば、ユーザ様が構築されたシステムにて、筋電信号を活用することができます。
- シンプルな構成で低価格を実現しました。
- 波形表示・保存ソフトウェア標準付属です。
- 本体CH数(4CHタイプ OR 8CHタイプ)やセンサの種類を選べます。
- 本体スイッチによるゲイン調整機能により、微弱な筋電部位も計測が可能です。
- アナログ入出力機能+トリガ出力機能により、外部装置との通信が可能です。
スペック※1
チャンネル数 | 8CH |
入力信号 | EMG8CH 外部入力2CH |
サンプリング周波数 | 3KHz(固定)※2 |
外部出力信号 | EMG8ch IEMG8ch 外部入力2ch トリガ出力1ch |
A/D変換 | 12bit |
増幅度 | 1000倍(本体スイッチにて2000倍、5000倍、10000倍と増幅可能) |
IEMG時定数 | 99msec |
周波数特性 | EMG 1.6Hz~1327Hz IEMG 2Hz~15Hz 外部入力 0Hz~1327Hz |
CMR | 104dB |
ホストとの接続方法 | PCカード Type II |
電源 | 外部より5V供給 |
本体サイズ | W210xD160xH66(突起部は除く) |
消費電流 | 300mA |
外部入力 | 入力インピーダンス 10KΩ |
外部出力 | 出力インピーダンス 1.4KΩ |
※1 上記は8CHタイプのスペック表ですが、4CHタイプでも信号数が異なるだけで、その他の仕様(スペック)は同じです。
※2 ホストに依存します。
動作環境
OS | Windows 日本語版2000/XP ※3 ※4 |
CPU | PentiumⅢ 1.8GHz以上 |
メモリ | 256MB以上 |
グラフィック | XGA(1024×768)以上 |
その他 | CD-ROMドライブ。 PCカードスロット(Type II)。 Microsoft Mouseまたはこれらと互換のポインティングデバイス。 |
※3 現在Windows Vista及びwindows7には対応しておりません。
※4 64bit版OSには対応しておりません。
付属品
センサケーブル(1.5m) | 8本 (4CHタイプの場合は4本) |
ソフトウェア | 1枚 |
電源アダプタ | 1個 |
リファレンスケーブル(1.5m) | 1本 (参照電極用ケーブル、湿式センサタイプの場合に必要) |
リファレンス対応銀棒ケーブル(1.5m) | 1本 (参照電極用ケーブル、乾式センサタイプの場合に必要) |
ディスポ電極(50/袋) | 1袋 (湿式センサタイプの場合に必要) |
A/Dカード(接続ケーブル付き) | 1枚 |
センサケーブル
センサケーブルは、4種類ご用意しております。
使用用途によって、ご選択下さい。詳細は右ページからご参照できます。
ソフトウェア
P-EMG plusにはソフトウェアが付属しています。
「リアルタイムモニタリング」・「リアルタイムフィルタリング」・「CSVデータ保存」・「波形情報表示」・「印刷」等の機能を有しています。
「フィルタボックス」はPersonal-EMG本体と接続して使用します。
本体からの信号にハード的なフィルタをかけ、外部に信号を出力します。
外部出力機能をご使用される方は、フィルタボックスのご購入も是非ご検討下さい!!
「ジョイントボックス」はセンサケーブルとPersonal-EMG本体との間に設置する、中継Boxの役割を果たします。
腰に簡単に取り付けられるようになっており、 ケーブルの巻き込みや、つまずきなどの事故防止に役立ちます。
運動解析等に筋電計をご使用になられる方は、ジョイントボックスのご購入も是非ご検討下さい!!
「バッテリパック」は、筋電計のDC端子にACアダプタの代わりに、バッテリをケーブルでつないで使用します。
連続で最大6時間程度の使用可能です。
フィールドで筋電計をご使用になられる方は、バッテリパックのご購入も是非ご検討下さい!!
「波形動画システム」は、動作の負荷を筋電図により評価するシステムです。
筋電波形とデジタルビデオカメラからの動画像を同期させ、計測・保存します。
保存後の筋電波形と動画像を同時に再生することで、
筋電波形だけでは把握しきれない行動・動作と筋電図の関係を把握することが可能になります。
「解析プログラム」は、データの編集、加工、解析処理を行います。
データ編集には、波形選択、自動抽出、波形メモ等、
加工には、各種フィルタ、移動平均、全波、半波整流等、
解析には、FFT、微分、積分等があります。
※解析プログラムを使用するためには、フィルタボックスが別途必要になります。
「加速度センサ」は、Personal-EMG本体に接続して、最大2CH分の信号を入力できます。
X軸とY軸の信号を入力する事ができるので、歩行解析などにも利用する事ができます。
歩行解析などの研究を考えられている方は、加速度センサのご購入も是非ご検討下さい!!
一般的な質問
- 本体CHの増設やセンサの追加購入は可能ですか?
- 湿式,乾式,両センサの併用は可能ですか?
- 温式センサと乾式センサの違いは?
- Linuxに対応していますか?
- 8CH以上の増設は可能ですか?
- 複数台の利用は可能ですか?
- 納期はいつですか?
- 薬事法の承認は受けていますか?
- 節電を計測するには何を用意すればよいのでしょうか?
- 外部装置との接続はどのように行えばいいですか?
- 他のソフトウェアを使用することは可能ですか?
- 他の筋電センサを接続することは可能ですか?
- 納品実績を教えて下さい。
- JointBoxに外部入力のケーブルを接続することは可能ですか?
- 付属ソフトウェアへのデータ取り込みに使用しているA/D BOARDコネクタと 外部出力(Output)コネクタを同時に使用することは可能ですか?
技術的な質問
本体のCH増設につきましては一部の古い型番を除いて可能です。詳しくは弊社までお問い合わせ下さい。
センサの追加購入は可能です。費用などにつきましては、弊社までお気軽にお問い合わせください。
可能です。ただしセンサの種類によって値段も変わります。 詳しくは弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。
各センサの特徴を下記表にまとめました。
使用用途 | 安定度 | 前処理 | 長時間の計測 | ランニングコスト | |
---|---|---|---|---|---|
湿式センサ | 解析 | ◎ | 要 | 〇 | かかる |
乾式センサ | 評価 | 〇 | 必須 | △ | かからない |
使用用途 | 精密解析で使用される場合は、湿式センサを選ばれる方が多く、 脱着の多い用途で使用される場合は、乾式センサを選らばれる方が多いです。 |
安定度 | 各センサとも精度的には同じですが、乾式電極は肌の状態に左右され易いという特徴があり、 きちんとした前処理(計測部の肌の角質を落とす等)を行う必要があります。 (湿式でも精度を求める場合は前処理を行います。) |
前処理 | アルコールで拭いてください。 さらに前処理剤の使用で安定した高精度な計測が行えます。 乾式を使用する際に皮膚が乾燥している場合には保湿や導電ゲルの併用をご検討ください。 |
長時間の計測 | 湿式センサは長時間安定して計測が行えます。 乾式センサは肌状態に左右され易いため、 例えば計測中に汗をかくなど肌状態が変わると計測結果に影響が出る可能性があります。 |
ランニングコスト | 湿式センサは電極部が使い捨てになっているため、 電極(ディスポ電極)を交換する必要があります。 |
OSはWindows2000、XPに対応しております。
Linuxの対応予定は、今のところ御座いません。
基本的には8CHが最大となっております。
別途A/Dボードやソフトウェア等をご用意頂ければご利用可能です。
在庫がある場合は受注後1週間程になります。
在庫がない場合は2~3週間程、納期を頂く場合がこざいますので予めご了承ください。
本製品は、現時点では実験・研究用途を前提に製品販売しており、薬事法の申請及び承認は受けておりません。
本製品は、現時点では実験・研究用途を前提に製品販売しており、薬事法の申請及び承認は受けておりません。
しかしながらご要望が多いため、現在薬事法の申請を検討しております。
しかしながらご要望が多いため、現在薬事法の申請を検討しております。
Personal-EMGを購入頂いた場合,本体 ・ センサ ・ ソフトウェア全てセットになっておりますので、
ユーザ様側ではPCカード接続可能で、動作環境スペックをクリアしたノートPCをご用意頂ければ,
ご購入をすぐに計測が行えます。
ただしPersonal-EMGには、外部装置とやり取りが行えるアナログ入出力機能がついており、
外部装置との接続の際には別途専用の接続ケーブルが必要になります。
外部装置との接続は、専用の接続ケーブルが必要になります。
そのケーブルは、仕様をお聞きして弊社で作成するか(有料)、
Personal-EMGのページよりダウンロードできる外部IO資料をご参照の上、
ユーザ様自身で作成して頂くかの、どちらかの形をとっております。
費用などについては、弊社までお気軽にお問い合わせください。
弊社付属ソフトウェア以外のソフトウェアをご利用になられる場合は、
Personal-EMG本体裏面の外部出力コネクタよりアナログの信号が出力されておりますので、
そちらのコネクタをご利用下さい。
詳しくは弊社までお気軽にお問い合わせください。
Personal-EMG本体表面のコネクタは、弊社付属の筋電センサ専用となっております。
故障の原因になりますので、他の筋電センサの接続はお止め下さい。
弊社、筋電関連製品群の納品実績につきましては、
納入実績ページ
にまとめております。
是非ご参照下さい。
JointBoxに接続できるのは、弊社のセンサケーブルとリファレンスケーブル及びリファレンス対応銀棒ケーブルのみです。
基本的には同時使用可能ですが、外部入力の信号を外部出力する場合は、同時使用をお控え下さい。
製品カタログはこちらからダウンロードできます。PDFファイルをご覧いただくためにはAcrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、こちらからダウンロードしてからご覧ください。